吉本、テスト2日目はトラブルにより3周で走行終了 2008.09.26
前日に行われた特別テスト走行1日目では、マシンの基本的なフィーリングや一番の悪条件下でのフィーリングを確認、最後はNEWタイヤでのアタックで元F1ワールドチャンピオンのJ.ビルヌーブを0.3秒上回るベストタイムをマークした吉本大樹。

走行後は「全てが新鮮!でもこのコースには縁石の使い方等、まだまだ色々なトリックが隠されてる。」と、ここから更なるタイムアップの余地があることを感じさせた。招待選手である吉本とJ.ビルヌーブに与えられる特別走行枠は水曜日と木曜日の2日間。翌日からは通常のレースウィークが開幕、いよいよレギュラー参戦組との戦いが始まる。マシンやサーキット等全てが初めとなる吉本にとっては、初日はまずまずの手応えを掴んだとはいえ、やはりレギュラー参戦組とのこのカテゴリーにおける「経験」の差を少しでも埋めておきたいところ。そして迎えたテスト2日目。

吉本はまず昨日使用したユーズドタイヤでコースインするといきなり昨日のベストから0.3秒落ちの1分42秒7をマーク、順調な滑り出しを見せる。ところがピットインを挟み再度コースインしてペースを上げようかという計測4周目。なんとここで吉本のマシンのエンジンが悲鳴を上げる。エンジンは前日からオイル漏れが確認されておりこの日のセッション終了後にエンジンを載せ代える予定にはなっていたものの、結果としてエンジンがそこまで持つことは無く、結局この日の吉本の走行はわずか3周の計測で終了することとなった。

これで後はレースウィーク本番を迎えるのみとなり、この日の昼からは参戦全ドライバーによる写真撮影をするため、中心街セントロ(CENTRO)の「7月9日大通り」に位置するブエノスアイレスの象徴とも言われる塔「オベリスコ」を訪れた吉本大樹。街中では多くのファンから声をかけられる等レースイベントの盛り上がりと「HIROKI YOSHIMOTO」への注目度の高さを感じさせた。そしてその後はTV出演のためスタジオに移動。2つの番組に出演し、レースウィーク本番を前に様々な広報活動を行う一日となった。

TOP RACE V6 / Free Practice Thu.
Text & Photo : www.hiroki-yoshimoto.com

 

 

吉本大樹のコメント

エンジンを昨日ヤバイと判った時点で交換できていれば良かったんですけど、仕方がないですね。でも昨日走り込めていますし、明日もあるので問題ありません。レギュラーマシンと初めて一緒に走りだす明日からが本当のスタートです。






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